ウーマン

まずは地盤調査から行う

作業員

価値を下げない杭打ち工法

日本国内では地震が頻発するようになり、震源地から遠く離れた土地であっても、地震対策を行った方がよいと言われるようになりました。建築基準法の改正で、建物自体の地震対策は進み、大きな揺れを感じても倒壊するなどの被害は防げるようになりました。しかし地盤の緩い土地では、建物自体が無事でも、それが建つ地面が液状化などによって沈下し、被害を受けることが報告されています。液状化によって沈下した建物は、ジャッキアップして傾きを直し、基礎部分を補強する必要があります。これらの費用は数百万円にのぼり、場合によっては修復が困難な場合もあります。そこで建物を建てる際には、あらかじめ地盤調査を行い、もし緩いと診断された場合には、液状化対策などを行う必要があるのです。一般的な木造住宅では、地盤調査費用は数万円程度で行うことが可能です。問題なしとされた場合には、安心して工事に着工できるため、これらの調査は行うようにしましょう。液状化対策が必要な場合は、地盤改良を行う対策が行われます。一般的にはセメントで杭を打ち込むことが多く取り入れられています。ただし、もし土地の価値を下げたくないということであれば、天然砕石を利用したパイル杭工法がおすすめです。従来のセメント杭工法よりも、液状化対策の効果が高く、また土地の再利用の際には産業廃棄物がでないというメリットがあります。液状化対策費用としては、セメントよりも天然砕石を利用した杭打ちの方が高くなりますが、土地の価値を下げずに済むため、長期的に見た場合はメリットが大きいのです。まずは土地の図面をもとに、詳細な地盤調査を行うことが有益でしょう。