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液状化に対する措置

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原因と対策

地面が液状化すると、地盤沈下や噴砂、陥没といった現象が発生してしまいます。それによって建物を支えることが不可能となり、建物が沈んだり傾斜してしまったりとリスクが生じるのです。特にもともと河川や沼地など、水と関連していた土地だったりする場合は液状化が発生しやすいとされています。そういった場所に建造物を建てるのであれば、あらかじめ液状化対策を実行しておくと良いでしょう。またすでに建物が建築されているところでも、液状化対策はもちろん可能です。そんな液状化対策についてですが、液状化の原因それぞれに対して実施することで、原因を取り除くといった方法が有効です。たとえば砂地の場合は固化材で固めたり粘らせて、緩い地盤は地層に穴を掘って砂を埋めることで、圧縮させるという方法があります。他にも杭を地面に打つことでも地盤の締固め効果を期待できますし、ランマーで転圧するのも良いでしょう。そして地下水があるならば、それを排出させて地下水位を下げるとよいでしょう。また、地震の揺れに対しては地中に格子状の壁を築くといった方法もあるので、その地盤に合った条件の液状化対策を施すようにしましょう。このように原因を取り除くことで液状化対策は可能ですが、こういった方法以外にも建物の形状を工夫することで、それが結果的に液状化対策に繋がるケースもあります。その理由として、基本的に建物の形状によっては荷重の偏りが発生することもあり、そうなると沈下の原因となるリスクがあるためです。それゆえに建物形状はシンプルかつ壁をバランスよく配置するといった、凹凸の少ない建物が理想的です。